こんにちは、yushiです。
関東在住の40代前半子なし共働き夫婦、セミリタイア(サイドFIRE・バリスタFIRE)を目指している元バリキャリ会社員です。
💡今回の記事では
・転職やフルリモート形態を検討されている方へ向けて
・元管理職の私が「出社時代の1日」と「フルリモート転職後(入社1か月目)の1日」のタイムスケジュールを比較しながら、実際に感じた変化をまとめました。
「毎日、とにかく時間に追われている」 「土日も仕事のことが頭から離れず、心が休まらない」
管理職時代の私は、まさにそんな状態でした。責任感が強かったといえば聞こえはいいですが、要するにオン・オフの切り替えが致命的に下手だったのです。上手に時間をコントロールして両立している方もたくさんいると思いますが、私にはそんなに器用な働き方はできませんでした。
そんな私が一念発起して転職し、年収を大幅に下げて「フルリモート・フレックス」という環境を選んだ結果、生活のリズムが大きく変わりました。
「時間と心の余裕」を手に入れ、幸せな毎日を送っています。
タイムスケジュール比較表
ここで、前職と転職後の現在でのとある1日を比較してみます。こちらは実録です。

仕事量そのものも以前より落ち着きましたが、一番大きく変わったのは時間の使い方を自分で決められるようになったことです。
仕事は今もしっかりしているつもりですが、以前のように会議に1日を支配されることがなくなり、
フレックスを活かして私用を自然に組み込める働き方になりました。
もちろん会社による違いはあると思いますが、私が経験したSIerの営業はとにかく案件数が多い環境でした。提案を断らざるを得ないほど案件がある一方で、「どれも落とすな」という上からの方針もあり、結果としてプリセールスや社内調整のための会議が次々と入る毎日でした。
【前職:管理職時代】会議とチャットに追われ、夜も家でPCを開く日々
前職は、SIerでフィールドセールスをしながら管理職も務めていました。通常の営業業務に加えて、部下の育成や1on1、承認業務、社内外の会議などで忙しくしていました。忙しさの原因は管理職という立場だけではなく、SIer特有の長時間会議や調整業務の多さも大きな要因だったと感じています。前職は名ばかりテレワーク制度で、基本的に出社ベースの勤務スタイルでした。
- 06:30:起床・身支度
- 07:00~07:30:家を出発(通勤)
- 08:00~08:30:勤務開始
ここからは、ご覧の通り「会議、会議、また会議」の一日です。 お昼休みという概念はほぼなく、少しでも早く帰りたいという一心から、自分のデスクに残り、メールやチャットの返信をしながら片手間で食べられるご飯を流し込む生活でした。
※ちなみに私は全日本もう帰りたい協会の会員です。
午後もミーティングや部下のフォロー、来客対応に追われつつも17時にひとまず退社。移動中は会社携帯を確認して即レス、座れたらのぞき見フィルタ越しにPCで承認業務。
ホント、出世したくないものです。
帰宅後は、週末に作り置きや下ごしらえをしていた食材を引っ張り出してささっと夕食を作る。私の中で「夕食は必ず3品出す」という謎のプライドがあり、そこだけは死守していました。
※ちなみに、夫は晩御飯がカップラーメンでも喜んで食べられる人です。
夕食をつまみながら、再びパソコンを開いて仕事再開。 早い日は21時前に終わります。長い日は23時前までかかることもあります。
0時前後に就寝、睡眠時間はなんとか6時間ちょっとを確保するという毎日です。
もっとひどい状況で働いていらっしゃる方もいると思いますが、これが「たまに」ではなくほぼ数年続く感じで、昼もほとんど休まずに仕事していた私にはかなり堪えていました。
【現在:フルリモート】朝は畑へ、昼はPCを閉じる。人間らしい生活の奪還
転職して1ヶ月。私の生活は、スローで、かつ充実したものになりました。
まず、起きる時間が1時間近く遅くなりました。 夜も23時には眠れるようになったため、1日7〜8時間はしっかり睡眠をとれるようになりました(この年齢にしてはちょっと寝すぎなくらいですね)。
夫を見送った後は、近くで借りている畑へ向かいます。その日に食べるサラダ用のレタスや、夏ならズッキーニ、ナスなどの新鮮な野菜を収穫します。帰宅後、採れたて野菜を使って夕食の下ごしらえをパパッと済ませてから、リモートワークを開始します。
今の仕事では、ミーティングが圧倒的に少ない。まだ入社1ヶ月目なので今後増えてくるとは思いますが、前職のような異常な量にはならないはず…!
朝礼後は、案件の進捗確認や見積もり対応など、自分の業務に集中する時間があります。今までこの時間は、定時後にしか確保できませんでした。
そしてお昼休み。
以前は仕事しながら一人で食べていましたが、今は12時になったら一度パソコンを完全に閉じます。 気持ちを切り替えてご飯を食べて、食後は本を読んだり、少し体を動かしたりと、有意義な1時間を過ごせています。憧れだった「丁寧な生活」を実行している感じです。
18時半には業務終了。
今の会社の面接時に「正直、前職の業務量がしんどかったので働き方を変えたいです」と素直に伝えて採用してもらっているので(もちろん収入も大幅に下がっています)、今後もこのバランスを理解してもらえていたら嬉しいな~と思っていますが、たぶん今は転職したてだというだけで、ある程度は忙しくなってくるんだろうな。とは思っているところです。
フルリモートへ転職して変わったこと
1. 通勤ゼロ以上に「時間を自分でコントロールできる」のが良い
よく「リモートは通勤がなくて楽」と言われますが、個人的にはそれ以上に「フレックスを活用して、自分の裁量で時間を組み立てられること」に最大の価値を感じています。
「1日の所定勤務時間」さえ満たせばいいので、もの凄く柔軟です。「ちょっと病院に行くから2時間抜けます」「昼休みにちょっと畑に行ってきます」といった調整が、誰に気を遣うこともなく普通にできます。「ワークライフバランス」の、ライフ(生活)をちゃんと尊重できている実感がある。仕事のために生活するのではなく、生活の中に仕事があると思えるようになりました。
とても心地いいです。
2. 「1時間枠」の会議が消え、15分のサクッとミーティングが増えた
社内文化の違いもあるかもしれませんが、会議の質もガラリと変わりました。 前職ではとりあえず「1時間」の枠で会議がセットされ、内容が早く終わっても雑談などで結局1時間みっちり使うことが多かったんです。
対して今の会社は、15分〜30分単位の短いミーティングがこまめにセットされます。 出社していれば「ちょっとこれ教えて」と声をかけられますが、リモートだとテキストだけでは伝わりにくいこともあります。だからこそ「ちょっと15分、画面繋いで話しましょうか」と気楽に声をかけ合える文化があり、これが非常に効率的です。限られたリソースを相手にも配慮して共有しあうという文化があり、現時点ではこの考え方が自分には合っていると感じています。
私が思う 出社型からフルリモート転職に向いている人・注意すべき人
実際にこの生活をしてみて、フルリモートという働き方には「向き・不向き」がハッキリあると感じています。
⭕️ 向いている人:自己管理ができ、メリハリをつけたい人
よくも悪くも、リモート環境はサボろうと思えばどこまででもサボれます。極論サボる目的でリモートを選ぶのも自由かと思いますが、そうではなく「やるべき仕事はきっちりやるけれど、私生活のスケジュールもしっかり計画を立てて、メリハリをつけて働きたい」という強い意志がある人には、これ以上ない最高の環境です。
❌ 注意すべき人:真面目で、仕事のやめ時を見失いやすい人
逆に、真面目すぎる人は要注意だと思いました。 出社・退社という物理的な境界線がないため、家でいつまでも仕事ができてしまいます。忙しい時期に入ると、終わりが見えずにのめり込み、結果的に「ずーっと長時間残業している」という事態に陥りかねません。
前職の影響か、私も定時後にダラダラ仕事をする癖がついてしまっているので、そこはかなり意識して気をつけています。幸い、今は管理職ではなく「残業代がしっかり出る契約」なので、ダラダラ残業するつもりもありませんし、したくもないと思っています。
まとめ:時間は「働き方」ではなく「自分」次第で増やせる
残業過多の管理職からフルリモートに転職して、生活は変わるか?
間違いなく「イエス」です。年収が100万円下がったという代償はありますが、それ以上に人間らしい時間と、心の平穏を取り戻すことができました。
ただし、フルリモートになれば自動的に幸せになれるわけではありません。 いつでも仕事ができる環境だからこそ、自分で意識して「ここからは私の時間」とメリハリをつける自己管理能力が必要です。転職して単純に仕事が減ったのではなく、必ずしも必要ではない会議に奪われていた時間が、自分で使える時間になった。私にとって一番大きな変化はそこでした。
私はこれからも、採れたての野菜を美味しく食べ、しっかり睡眠をとり、自分と家族の時間を最優先にしながら、心地よく働き続けていきたいと思います。
そして、3年後に計画しているセミリタイアを、この生活の延長線上で実現できたら嬉しいなと思います。



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