FIREを目指してるのに、夫婦で月8.2万円も保険に払っている理由

セミリタイア計画

我が家の保険料の75%は「積立」です

こんにちは、yushiです。
関東在住の40代前半子なし共働き夫婦、セミリタイア(サイドFIRE・バリスタFIRE)を目指している(元)バリキャリ会社員です。

💡この記事は:
会社を辞める・変わるタイミングで誰もが直面する「保険の手続きや見直し、どうすれば損しない?」という疑問を持つ方に向けて、我が家の実際の保険契約状況や、商品を選択したリアルな理由、考え方などをお伝えします。


以前の記事で、我が家の生活費を公開しました。

おそらく一番ツッコミが入るであろう項目、それは「保険料」じゃないかなと思います。

現在、我が家の保険料は夫婦合計で月額約8.2万円。FIREや資産形成界隈の方が見たら、

「保険入りすぎでは?」

と言われても否定できません。まぁそうよね。私も高いと思ってますし、今の私がゼロから設計するなら同じ入り方はしません。

それでも、今のところこれらの保険を解約するつもりはありません。今日はその理由について書いてみます。


まずは保険料の内訳を公開

まずは保険料の中身を見ないと始まりませんので、現在の我が家の保険は加入状況を記載してみました。

妻(筆者)

  • 収入保障保険 約1.3万円
  • 医療保険 約0.4万円
  • 個人年金 約1.2万円

合計:約2.9万円/月

妻側は基本的に掛捨てです。既往歴の問題で死亡保険に入れないので、万が一私がいなくなった時に夫が苦労しないように…と、家を買うタイミングで収入保障保険に入りました。ちなみにうちは家を一度買い替えていて、

1回目:私が団信落ちの為、旦那の単独ローンで組む。家計としては折半していたため、私は別途収入保障保険に加入してカバー。
2回目:私が奇跡的に団信加入できたため、ペアローン

という経緯があります。

収入保障保険そのものはあくまで、働けなくなったときのための商品ではあるんですが
そのオプションで「妻が死んだら、妻が60歳の年齢までは月5万を夫に支払う」というモノがあり、どちらかというとその部分にフォーカスして契約したんです。
家の買い替えのタイミングで私が団信に加入できたので、解約してしまってもよかったのですが
まぁこれはこれであってもいいかなと思えたのでそのまま継続していました。

ただ、もう40歳も超えたし金銭的な余裕もないことはないし、収入保障保険そのものが要らなくない?とも思ってるんですが、今のところこの保険のせいで家計が苦しくなってるようなことはないので「なんとなく」続けています。なんとなくというのはよくないですね、今後の整理検討対象ではあります。

個人年金は、母が付き合いのある保険会社のお姉さまから「絶対今入っておいた方がいいよ!」という強い勧めがあり、27歳の時に加入しました。
当時は積み立て型の保険というものに全く魅力を感じていなかったので、なんとなく手元にある現金が減るような感じがして嫌だったんですけど、今思えばまぁこれも入っていて良かったんじゃないかなと思います。

後悔していることとしては、三大疾病になった時に「その後の払い込みが不要になる」というオプションがあったんです。それをつけなかったことですね。それさえつけていれば、500万ぐらい浮いたんじゃないですかね。笑
むやみにオプションつけるのもどうか思いますが、結果論としてはいつも後悔するところです。


  • 積立型死亡保険(3本) 約4.2万円
  • 医療保険 約0.4万円
  • 個人年金 約0.7万円

合計:約5.3万円/月

夫の死亡保険(低解約返戻金型の積立保険)ですが、実は結婚する前に私が説得して、一つ入ってもらっています。そして結婚した後に、追加で2つ程こまごまと加入しました。

個人年金は年末調整対策ですね。年額で81,000円になるように組んでいる、というだけです。


夫婦合計

約8.2万円/月

こうして見ると、実は保険料の大半を占めているのは夫側の積立型死亡保険です。


月8.2万円と言っても、実は大半が積立

ここは誤解されやすいポイントですが、我が家は月8万円以上保険に払っていますが、そのほとんどが掛捨てではありません。

  • 積立型死亡保険
  • 個人年金

が保険料の大部分を占めています。

※クリックで拡大します。

将来的には、

  • 解約返戻金 約1,600万円
  • 個人年金受取額 合計約840万円

を受け取る予定です。もちろん投資効率だけで見れば、もっと良い方法はあったと思いますが
これらの加入当時の私は、今とは別の考え方をしていました。


私が保険にこだわっていた理由

理由はシンプルです。

私は20代で鬱病を、30代でがんを経験しました。その時に強く思ったのが、

「若くて健康なうちに保険に入っておけばよかった」

ということです。ほんと、あるあるな話。

もちろん過去に戻ることはできません。でも病気を経験したことで
健康なうちにしか入れない保険の価値を強く意識するようになりました。

この考え方は合理的というより感情に近いと思います。それでも私にとっては大切な感覚です。


死亡保険は投資の代わりだった

今でこそNISAでガリガリと投資をしていますが、20代~30代前半までの私は投資にかなり警戒心を持っていました。かといって、現金だけで持っておくのもどうなのかなーと思ってました。

そこで選んだのが積立型の死亡保険です。

当時の私は、

  • 定期預金より少し増える
  • 万が一の保障も付いている

なら悪くないと思っていました。

今振り返ると、同じお金を投資に回していた方が圧倒的に資産は増えていたと思いますが、当時の私としては納得感のある選択でした。


健康な夫の体を使って積み立てた

前述のとおり、私は病歴の関係で保険に入りづらくなりました。がんにしろ鬱にしろ、最終通院後5年以上経過 というのが、緩和型ではない一般的な保険に入れるかどうかの一つの指標になります。
少し前までは緩和型のがん保険とか、無告知型の保険に入っていました。今は病気が緩解してから長らく時が経ったので選択肢は増えたのですが、やはり若いころの健康な状態での加入と比較すると…もっと早く保険のこと考えとけばよかったなーといつも思います。

一方で、さすがに最近は疲れを感じやすくなっているようですが夫は今も昔も健康体です。
なので、諸々の積立型保険は夫名義で契約しています。

こう書くと夫を金融商品みたいに扱っていて大変失礼なのですが、本人にも了承を得たうえで、夫の健康な体をつかって積み立てを行うことにしました(言い方)。
若いうちにはじめたほうが月額は安価にできるとわかっていたので「仮に私と別れても後悔する可能性は低いから、受取人をお義母さんにして死亡保険入っとけ!」と言って、付き合って1年くらいで保険に入ってもらったという今となっては恐ろしい、懐かしい話です(おぅ。。

当時の私は、

健康なうちにしか良い保険には入れない

という気持ちがとても強かったのだと思います。

その結果、「死亡保障」というより「保障付き積立商品」として保険を活用するようになりました。


FIRE界隈から見れば、おそらく不正解

ここまで読むと、

「それでも保険に入りすぎじゃない?」

と思う方も多いのではないかと思います。
はい、私もそう思います。

当時の選択肢としては悪くなかったかもですが、FIRE界隈であれば

  • 掛捨て保険だけにする
  • 余ったお金は投資に回す

という考え方が割と主流なのかな。今の私も、その考え方自体は理解しています。ただ、現時点では保険料の支払いで生活が苦しいわけではありません。セミリタイアの試算でも、保険料を支払い続ける前提で計算しています。

また、60歳時点では

  • 解約返戻金 約1,600万円
  • 確定拠出年金 約900万円

が受け取れる見込みです。

そのため「今すぐ解約して投資に回そう」という気持ちもあまりありません。


払済保険という選択肢もある

最近少し気になっているのは払済保険の制度です。
払済保険とは、保険料の支払いを止めて保障を縮小しながら契約を継続する制度です。

これを利用すれば、

  • 毎月の保険料負担を減らせる
  • セミリタイア後の固定費を下げられる

というメリットがあります。

一方で、

  • 将来受け取る返戻金は減る
  • 保障額も小さくなる

というデメリットもあります。
現時点では今の契約のまま継続予定ですが、45歳以降の働き方を考える中で今後検討しても良い選択肢かもしれません。


今の結論

資産形成だけで見れば、もっと効率的な方法はあったと思います。今の私がゼロから設計するなら、ここまでがっつりと保険には入らない。でも私は、当時の自分が安心できる選択をしたかったので今の状態を失敗だったとは全く思っていません。
当時の私、いろいろよく考えてたねと褒めてあげたいくらい。笑

資産配分に関しては、合理性だけでなく自分が納得・安心できることも大事だと考えてます。

「保険を解約して投資に全振りする」より、
「当時の自分の選択を受け入れながら、これからの最適解を考える」ほうが自分を肯定してあげられる気もするんですよね。
明らかに失敗だったと思うのであれば方針転換すればいいですし、今はこんな感じで考えていますが今後また考えが変わる可能性も全然あるでしょうし。

あんまり煮詰めすぎずに、やっていければいいなと思います。

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