こんにちは、yushiです。
関東在住の40代前半子なし夫婦です。現在は45歳でのセミリタイア(サイドFIRE・バリスタFIRE)を目標に、資産形成や働き方の見直しを進めています。
💡この記事は
我が家が試行錯誤の末にたどり着いた「お金をかけるもの」と「かけないもの」の基準をご紹介します。
みなさんの資産形成とQOL(生活の質)のバランスの参考になれば嬉しいです。
「セミリタイアを目指している」と言うと、「とにかく限界まで節約している人」というイメージを持たれることがあります。
ですが、私たちが目指しているのはファットFIRE(完全リタイア)ではなく、必要に応じて少し働きながら、自由な時間も確保するセミリタイアです。最近はFIREの定義も多様化していますが、要は「ガチガチの日常から解放されて、夫婦で心地よく暮らしたい」ということ。
40代に差し掛かり、昔ほど体力が潤沢じゃなくなっているのを実感するからこそ、「元気なうちにお金を使うべきところには使い、締めるところは締める」というメリハリを意識しています。
40代夫婦が「お金をかける(投資する)」4つのもの
私たちが意識的にお金を使っているのは、「体験の満足度」「健康・QOLの維持」「時間の創出」に繋がるものです。
① 宿にこだわる「大人のローカル旅」
我が家はだいたい年に2回、国内旅行に行きます。
ただ、インスタ映えするようなキラキラした場所やテーマパーク、有名な観光地にはあまり興味がありません。地方のシャッター商店街を歩いたり、昔ながらのエモい温泉街を散策したり、地元のスーパーをのぞいたり。その土地の日常の空気を眺めるのが好きです。
一方で、宿泊施設には少しお金をかけるようになりました。若い頃はペンションや民宿もよく利用していましたが、今は1人あたり5~6万円の宿に泊まることも結構あります。
少し前までは夜までぎちぎちにスケジュールを詰め込んでいましたが、最近は「15時にはチェックインして、宿でゆっくりしよう」というスタイルになりつつあります。
日常の生活費をコントロールしているからこそ、年2回の旅先での「快適さと静かな時間」にはお金を惜しみません。このメリハリが、資産形成を長続きさせるモチベーションにもなっています。
② 贅沢ではなく生活必需品としての「美容医療」
私が継続してお金を使っているものの一つが美容医療です。ただし、いわゆる美容目的ではなく治療目的に近いです。
私は昔から肌が弱く、アトピーや赤みなどに悩まされてきました。そのため、高額療養費を使う自己注射治療(保険医療)、漢方、アレルギー舌下治療、自己負担のレーザー治療などを組み合わせています。
月に案分すると2万円ほどかかりますが、「もっと綺麗になりたい」というよりも「普通に快適に生活できる状態を維持したい」という感覚です。
その代わり、肌が弱いぶん高級な化粧品は逆に使えないため、スキンケア製品には全くお金をかけていません。もはや1本も持っていないレベルです。同じ悩みを持つ方なら共感していただけると思いますが、QOLを維持するための医療費は、我が家にとって削れない「必要経費」です。セミリタイア後の固定費シミュレーションにも、しっかり組み込んでいます。
③ 毎日の家事負担を減らす・潤いをくれる「高機能家電」
毎日使うものの中で、暮らしの質や時短に直結する家電には投資しています。最近買い替えて大正解だったのは、掃除機とドライヤーです。
- Shark(シャーク)のコードレス掃除機
安価なものから、8万円ほどの「Shark サイクロンスティッククリーナー」に買い替えました。リビングに置いても違和感のないシックなデザインが決め手です(存在感が大きすぎるダイソンは我が家のリビングには合いませんでした…)。掃除機はサッと出せる場所にないと、どうしても億劫になりますよね。これまでは週1回だった掃除が、今では2〜3日に1回の習慣になりました。気持ちの良い部屋をキープすることは、QoLの向上に大きく貢献してくれています。 - Panasonic(パナソニック)のナノケアドライヤー
5年ほど使った旧モデルから新型へ買い替えました。風量が増えただけでなく、熱すぎないのに髪のまとまり方とツヤツヤ感が全然違います。3.5万円くらいかかりましたが、やっぱり髪はきれいでいたいですし時短にもなります。上位モデルを選ぶ価値は十分にあったな、と思います。
④ 心の豊かさと健康への投資「食費・ささやかな贅沢」
最近、意識的に予算を増やしているのが「食費」です。
具体的には、魚を食べる回数を増やしたり、少し良いお惣菜を買ったり、お菓子のランクを上げたり。以前なら200円以下のものを選んでいたところを、500円ほどの商品にしてみたりしています。外食の回数も少しずつ増やしています。
40代になって感じるのは、「いつまでも今と同じ量を美味しく食べられるわけじゃない」ということ。実際、夫婦ともに昔ほどたくさん食べられなくなってきました。
私はフルリモートで家呑み(晩酌)が好き、夫は平日の出社時に外食や宅配弁当を利用(500〜1,000円)しています。それらをすべて含めて、現在の我が家の「食費・酒代・外食費」は月8.5万円程度です。
2人世帯の平均値と比べても、外食や酒代込みでこの金額ならかなりコントロールできている方だと思います。夫婦で美味しいものを食べている時間に一番の幸せを感じるので、今後は健康への投資も含めて、あと1万円くらい予算を広げてもいいなと考えています。
我が家の生活費は以下の記事でも紹介しています↓↓
40代夫婦が「お金をかけない(徹底節約する)」4つのもの
一方で、「自分たちの満足度が上がらないもの」や「過剰なスペック」に対してはお金を使わないようにしています。
① シンプル機能で十分な「基本家電」
家電全般にお金をかけているわけではありません。以下の3つは必要最低限の機能で割り切っています。
- 洗濯機(SHARPの縦型・9kgモデル/約8万円)
昨年、10年使ったものから買い替えました。我が家は洗濯物を畳まずにそのまま干して収納するスタイルで、下着類も引き出しにポイポイとしまうだけ。そのため、高額なドラム式洗濯乾燥機のメリットを感じず、使い慣れた縦型にしました。 - 冷蔵庫(370リットル/約8万円)
こちらも昨年、10年ぶりに買い替え。最近の冷蔵庫はAI機能や高度な冷凍・解凍機能がついていますが、我が家は「省エネ性能が低すぎず、しっかり冷えればOK」。自動製氷機すらついていないシンプルなものですが、全く困っていません。 - 炊飯器(12年前に買った約9,000円のもの)
私はお米をあまり食べず、夫はお米の味の違いにこだわりがない(なんでも美味しく食べられる)タイプです。今の炊飯器でも十分美味しいので、壊れるまで現状維持で使い倒す予定です。
② 街乗り特化の「軽自動車」
我が家の車は軽自動車です。週末の買い物や近場の移動が中心なので、サイズもパワーもこれで十分。
昨年新車で購入しましたが、オプションは一切つけず一番下のグレードを選択。必要なものだけ後からオートバックスで社外品を揃え、コミコミ180万円ほどに抑えました。
最近の軽自動車は中も広いですし、二人で街乗りするなら本当に快適です。後部座席は普段から倒しっぱなしにして、趣味の家庭菜園用の農具やバケツをガンガン積んでいます。高級車のように「汚れたらどうしよう」と過度に気を使うことなく、アクティブに道具として使い倒せる軽自動車は、今の私たちのライフスタイルにとてもフィットしています。
③ 厳選して使い倒す「3つのサブスク」
現在利用している有料サブスクは、以下の3つだけに厳選しています。
- YouTube Music: 生活に音楽が欠かせない私のマストアイテム。1,080円。
- Kindle Unlimited: 読書習慣がついてから好んで利用しています。書店では手に取らないようなジャンルの本にも気軽に挑戦できるのが魅力です。980円。
- ChatGPT(Goプラン): 文章の作成や、頭の中を言語化する「壁打ち相手」として毎日のように使っています。無料版だとすぐに制限がかかってストレスだったので、2026年に登場した月額8ドル(約1,500円)の手頃な有料プラン「Go」にアップグレードしました。自分の思考に対してAIに意見を聞いたり、哲学的な会話をしてみたり、ブログの記事について相談したり。十分に元は取れている感じです。
合計は約3,500円です。サブスクは放置すると固定費を押し上げる原因になるので、本当に毎日使うものだけを残しています。
④ コストパフォーマンス最強の趣味「家庭菜園」

夫婦共通の趣味として、近くで市民農園を借りて家庭菜園をやっています。
種は1袋100〜300円で数十粒から数百粒入っていますし、苗も200〜500円程度。スコップや鍬(くわ)などの道具は、ありがたいことに同じ趣味を持っていた亡き義父から譲り受けたため、初期費用はほとんどかかりませんでした。
近所のベテラン家庭菜園ヤーの皆さんたちからアドバイスをもらったり、採れすぎた野菜をおすそ分けし合ったりするコミュニティの楽しさもあります。
今では野菜をほとんど買わなくなり、毎日の食卓に採れたてをドーンと出せるので、家計的にも健康面でもとても助かっています。ささやかな贅沢として「ちょっといいドレッシング(300円から500円のものへランクアップ)」を買うなど、育てる楽しさと食べる喜びを格安で味わえる、最高の高コスパ趣味です。デジタルデトックスもできますし、超オススメです。
まとめ:私たちが「ファットFIRE」ではなく「サイドFIRE」を選ぶ理由
我が家のお金の使い方を振り返ってみると、結果的に「自分たちが本当に価値を感じるもの」にだけ、一点集中でお金を使っている状況を作り出せていました。
- 少し良い宿に泊まって、夫婦で静かな時間を過ごすこと
- 健やかな毎日のために、肌の治療を続けること
- 家事ストレスを減らし、快適な部屋をキープすること
- 美味しいものを食べて、心から幸せを感じること
私たちが会社員として忙殺される日々から抜け出し、リタイアを目指したい根本の理由は「夫婦でゆっくりとした、穏やかで楽しい時間を過ごしたいから」です。
リタイア資金を貯めるために今の生活を節制しすぎるのは、ちょっと違うなと思っています。だからこそ、完全に仕事を辞める「ファットFIRE」ではなく、リタイア後も少しだけ心地よく働きながら、旅行や食費にはちゃんとお金をかけられる「サイドFIRE」のバランスが、私たちにはちょうどいいと思っています。
働くペースを落としたとき、実際にどんな暮らしを送りたいか。お金の使い方のメリハリをつけることは、私たちにとって大切な「セミリタイアの準備」そのものです。
みなさんは、何にお金をかけて、何を節約されていますか?




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