💡この記事はこんな方にお勧めです
・フルリモートでの雑談やコミュニケーションにモヤモヤしている方
・雑談は必要だと思いつつも、ダラダラした会話は苦手な方
・限られた仕事時間を大切にしながら、心地よい働き方を考えたい方
こんにちは、yushiです。
関東在住の40代前半子なし共働き夫婦、セミリタイア(サイドFIRE・バリスタFIRE)を目指している元バリキャリ会社員です。
私は昔から雑談があまり好きではありません。苦手です。
一般的な雑談というものは、目的もなく何となく続くことが多いからです。
もちろん、人とのコミュニケーションが嫌いなわけではありません。心を許した数少ない友人と、深い話をすることは好きです。
だからフルリモート勤務に転職すると決めたとき、「雑談が少ない環境で働けるかもしれない」という期待がありました。ただ一方で、リモートワークでは意識的にコミュニケーションの場を作らなければならないことも理解していました。
私は雑談そのものを否定したいわけではありません。フルリモートだからこそ、雑談はもっと「設計」できるのではないかと思っています。
リモートワークだから雑談は必要。でも多ければいいとは思わない
リモートワークでは、出社しているときのような偶然の会話がありません。隣の席の人と少し話したり、エレベーターまで歩きながら雑談したり。そんな小さなコミュニケーションは、実は出社ならではのメリットです。
だからこそ、フルリモートでは意図的に雑談の時間を作ること自体には賛成です。コミュニケーションがゼロになってしまうのは、やはり良いことではないと思います。
私は、雑談が多ければコミュニケーションが良い職場だとは思っていません。
忙しそうに仕事をしている人に延々と話しかけたり、終わりが見えない会話を続けたり。そういうコミュニケーションは、相手の貴重な時間を奪うことにつながると思っています。
私自身、出社していた頃は、集中して仕事をしている横で長時間雑談している人たちを見るとあまり良い気分ではありませんでした。自分が話しかけられる対象になると、なおのことです。
私は耳がかなり敏感で、周囲の会話が自然と耳に入ってきます。レストランでも近くの席だけでなく、少し離れた席の会話まで理解できてしまうことがあります。オフィスや出先だと、どんなに目の前のことに集中していても、他の人の話が勝手に入ってきてしまうんです。仕事の話なら気になって首を突っ込みたくなるし、プライベートな話でも「それは大変だなぁ」「もっとこうすればいいのに」とか考え始めて、集中が途切れてしまう。
だから、自分に関係ない雑談でも無意識に情報が入ってきて疲れてしまう。これも私が雑談を苦手と感じる理由の一つなのかもしれません。リモートワークになってからは、さすがに他の人の声が物理的に聞こえるということ自体がなくなったので、この面では純粋に助かっています。
雑談の目的って何?フルリモートだからこそ、雑談は「設計」できる
そもそも、フルリモートで雑談をする目的は何でしょうか。結局のところ「相手を知って、相談しやすい関係を作ること」に尽きると思っています。そうだとしたら、その目的を達成するために、30分も40分も脈絡のない話を続ける必要はありません。
雑談の目的は、「長く話すこと」ではないはずです。
出社では、偶然話しかけられることがあります。それはそれで自然なコミュニケーションですが、自分ではコントロールできません。
一方、フルリモートではコミュニケーションを設計できます。
例えば、
- 毎週月曜日と木曜日 9時から9時15分だけ雑談タイムにする
- 参加は自由
- 途中退出もOK
- 事前にNotionなどへ「最近あったこと」や「今取り組んでいること」を一言だけ書いておく
- 持ち回りにする。※話したい事が特になければパスも可
そんなルールがあるだけでも、話す内容に困る人は減りますし、一人だけが話し続けることも少なくなると思います。テーマがあるからこそ、みんなが会話に参加しやすくなる。私はそんな雑談のほうが、お互いを理解するという本来の目的を果たしやすいのではないかと思っています。
逆の例として、今の会社の朝会が、まさに「雑談タイムと化している」状態です。誰かが設計したわけではなく、話したい人が話したいことを話しているだけ。正直、あまり意味を感じられないので、私はミュートにして別の仕事をしながら聞き流しています。目的も時間も決まっていない雑談の場は、結局こうなりがちなんだな、と自分の職場を見ていて思います。
もちろん、「テーマを決めないからこそ新しいアイデアが生まれる」という考え方もあるでしょうし、それも否定するつもりはありません。ただ、それなら毎回ではなく、たまにそういう場を作れば十分なんじゃない?と思っています。
目的と時間を決めておかないと、フルリモートにおいてあえて設けた雑談の場というのは、自分が話したい人が自分の話を延々としゃべり、それに対して周りがうなずくだけという構図になりがちです。
会議の目的・時間はちゃんと決めるべき
これは雑談だけではありません。普通の会議でも同じです。
「ちょっと話しませんか?」というノリで予定を入れられて、何を聞きたいのか、何を決める会議なのか分からないまま始まり、気づけば10分、15分と雑談が続いている。正直、こういう場面は数えきれないくらいあって、いちいち覚えていられないほどです。大体、自分のことを話すのが好きな人が、どうでもいい話をだらだらと続けて、こちらはそれにひたすら相槌を打たされる。かなり不毛だなと思いながら聞いています。
逆に、「今日はこれを決める」という目的が明確な会議ほど、スムーズに終わることが多いように感じます。私はフルリモートでは、相手の仕事の時間をもらって会議をしているという感覚があります。だからこそ、その時間は大切に使いたいし、相手にも配慮してほしいと思ってしまいます(これが難しいんだけど)。
目的が終わって少し雑談するくらいなら良いと思いますが、最初から終わりの見えない時間になってしまうのは、私にはあまり意味のあることには感じられません。向こうは交流を深めているつもりでも、私にとっては「この人とはあんまり話したくないな」という要因にすらなります。
管理職の「雑談コミュニケーション」の悩み

以前管理職をしていた頃は、不本意ながらも「雑談から部下の悩みを引き出さなければ」と考えていた時期もありました。
だから今、上司が雑談を振ってくれる理由も何となく分かります。きっと、チームの雰囲気を良くしたいとか、相談しやすい関係を作りたいとかそんな思いがあるんでしょう。その気持ちは理解できます。
それでも私はやっぱり、終わりが見えない雑談は苦手です。自分が管理職の頃、部下との1on1では相手によってスタイルを変えていました。長々と話すのが好きじゃないタイプの子とは、さっと要件を済ませて終わる。逆に話すのが好きな子には、その子が話したいことを話してもらって、私はそれを聞く。この時間はコミュニケーションを深めるいい機会だと思っていたので、無理に短く切ることはしませんでした。「時間と目的を決める」というのは、誰に対しても同じ型を当てはめるという意味ではなく、相手に合わせて設計するということなんだと思います。本当にそれが最善だったのかは分かりませんが、今は晴れて平社員になったので、部下の事を気に掛ける必要もなく気楽にはなりました。
リモートワークはテキストが基本。会話は必要なときだけにしたい
私はフルリモート環境においては、基本的にテキストコミュニケーションを主体にすべきではないかと考えています。会話が必要な場面を見極めて使い分けることが大切です。
テキストでのコミュニケーションが難しい内容だけ、10分程度のハドルミーティングで話す。そんな使い分けが一番効率的ではないでしょうか。
「ちょっと話せる?」と言われて参加したら、業務とは関係のない雑談が30分続く。そんなコミュニケーションは、正直あまり心地よくありません。
雑談はなくすものではなく、設計するもの
私は雑談が嫌いだから、なくしたいと言っているわけではありません。むしろ、フルリモートだからこそ「適度な」雑談は必要だと思っています。
ただ、それはなんとなく始まってなんとなく終わる雑談ではなく、目的があって、時間が決まっていて、みんなが参加しやすいように「設計された雑談」です。
フルリモートでは、仕事の進め方だけでなく、コミュニケーションの取り方まで自分たちで選ぶことができます。だから私は、雑談も”文化”ではなく”仕組み”として考えていきたい。そのほうが、お互いの時間を尊重しながら、長く心地よく働けるチームになると思うからです。
もちろん、これは私自身の価値観です。雑談からアイデアが生まれることもあるでしょうし、もっと自由なコミュニケーションのほうが合う人もいると思います。
それでもこの記事が、「雑談は多ければ多いほど良いものなのか?」と、一度立ち止まって考えてみるきっかけになれば嬉しいです。
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