こんにちは、yushiです。
私は40代前半で管理職を辞め、年収を下げて平社員+フルリモートの仕事に転職しました。以前は仕事に追われる毎日でしたが、今は責任も仕事量も大幅に減り「仕事との距離を少し離した働き方」をしています。
💡転職して1ヶ月目の頃の心境はこちらに書いています↓
💡さらに1か月ほど経った頃には、仕事そのものが楽しくなってきたという変化がありました↓
そんな私が転職して数か月経った今、別の問題が出てきました。
仕事が、暇すぎるのです。笑
少し手が空くというレベルではなく、丸一日ほとんどやることがない日もあります。忙しすぎた前職から転職した私にとって、暇なこと自体はむしろありがたい。でも実際に「仕事が暇すぎる」状態になってみると、忙しさとはまた違う面倒くささがあることも分かりました。
💡この記事ではこんなことを書いています
・転職後の、暇すぎる私の仕事量 実態
・「暇な仕事=楽」だけではなかった理由
・自分で仕事を作ることの限界
・給料に見合う仕事ができていないと感じる罪悪感か
・仕事が暇すぎる会社から転職すべきかどうか
・私が考える「ちょうどいい仕事量」
転職したら、本当に仕事が暇すぎた
今の仕事は、ざっくり言えば営業支援のようなポジションです。本来であれば、既存案件への対応や軽めの見積など、待っていてもある程度は仕事が入ってくる想定でした。
ところが、実際にはその案件自体がかなり少ない。前職はSIerでプレイングマネージャ・フィールドセールスで激務だったため、余計に仕事量の差を感じます。
入社直後は、社内ルールを覚えたり、資料を読んだり、仕事を教えてもらったりすることでそれなりに時間を使えていました。それでも体感の稼働率は50%未満。そして数か月経った今は、体感で稼働率10%程度です。
突発的に「これお願い」と言われることはありますが、それも30分ほどあれば終わる仕事だったりします。あまりにも仕事がないので「そもそもなんで私は採用されたんだ…」と思います。
もちろん、これから人を増やして事業を伸ばそうとしている会社では、人員採用を優先して後から業務を当てはめていくこともあるので、人員と仕事量をぴったり一致させるのは難しいでしょう。ただ、実際に働いている側からすると「ほんとに何も人員計画してなかったのかな…?」と疑問に思うことはあります。
ちなみに暇なのは私だけではありません。一方で、マネージャ陣はとても忙しそうで、そもそもの案件数が少ないことに加えて仕事の偏りがかなりありそうです。
「仕事を探すこと」が仕事になってきた
もちろん、暇だからといって何もせず待ってたわけではありません。
マニュアル化されていなかった業務を整理したり、他部署に声をかけたり、誰も手を付けていなかった課題を拾ってきれいにしたりしました。入社したばかりだからこそ、外から見て「これ誰も管理してないなー」と気づけたこともありましたし、会社の役には立てたのではないかと思っています。ただ、これも数か月やればある程度やり尽くします。
社内資料も一通り読みました。チャットのやり取りも前職よりも信じられないほど少ない。メールも、以前は整理しきれないほど届いていましたが、今はフォルダ分けをしなくても全部確認できてしまう程度です。
最近は「もう自分で探せる仕事も、だいたい探しきったな…」という状態になっています。
チャットツールを見る。メールを見る。他部署のやり取りを眺める。そして「これ、私がやりましょうか?」と横から仕事を拾う。
仕事そのものより、仕事を探している時間の方が長い。これが今の状態です。
暇そのものは、別につらくない
「仕事 暇すぎる」と検索すると、「暇すぎてつらい」「成長できなくて不安」「転職したい」という話がよく出てきます。
でも私は、暇そのものはそこまでつらくありません。むしろ楽です。
忙しさを10段階で表すなら、今が「1」。私にとってちょうどいいのが「6〜7」。前職は「20」くらい。
前職では常に仕事があふれ、連絡も多く、次から次へと判断しなければなりませんでした。そんな生活から転職したので、「暇より忙しい方がいい」とはまったく思いません。前職の忙しさに戻るくらいなら、今の方が圧倒的にいいです。
では、暇なら最高なのかというと、そうとも言い切れません。
仕事が30分で終わっても、勤務時間は残っています。私は30分で終わる仕事を、暇だからという理由で2時間かけてやることができません。意味がないのでさっさと終わらせます。そしてまた暇になります。
暇が嫌なのではなく、毎日自分で自分の仕事を発掘し続けるのが面倒なんです。
普通に仕事を振ってもらい、それを順番に片付けていく方がよほど楽だと思うようになりました。
「暇なら自分で仕事を作ればいい」にも限界がある
私は「何かやることありますか?」と聞くことには抵抗がありません。「今かなり手持ち無沙汰です」「何かあればやります」と何度も伝えています。
それでも仕事が来なければ、上司や周囲のやり取りを見ながら「これ、私がやります」と取りに行くこともあります。他部署の仕事でも、です。
ただし、これを続けると今度は別の問題が出てきます。一度引き取った仕事が、そのまま自分の恒常的な仕事になったり、本来は管理する側が考えるべきことまで自分が背負ったりする可能性があります。
私は以前管理職をしていて、意図的に、強い意志を持ってそこから降りています。暇だからといって、「あれもやります」「これもやります」と仕事を拾い続けた結果、また責任の大きい方向へ戻っていくのは間違いない。それは避けたい。
支援はする。改善提案もする。でも「この仕事の主管はそちらですよ」という線は引く。暇だからといって、会社に存在するすべての空白を自分が埋める必要はないと思っています。
💡責任との距離の取り方については、こちらの記事でも書きました↓
忙しい人はずっと忙しく、暇な人はずっと暇

今の会社を見ていて不思議なのは、忙しい人はずっと忙しく、新しく入った人は暇になりやすいことです。長くいる人が抱えている仕事の一部を「本来あなたの担当ではないけど、しばらくこれをお願い」と一時的に渡してしまってもいいと思うのですが、なかなかそうはなりません。
もちろん、新しい人に仕事を教えるには手間がかかります。「自分でやった方が早い」と思うのもわかります。でもそこで教える手間を惜しめば、忙しい人はいつまでも忙しく、新しい社員はいつまでも暇です。社員を採用した以上、仕事を渡し、少しずつできる範囲を増やしていくことも会社側の役割ではないでしょうか?
私は上司に何度も「かなり暇です」と伝えています。「本当にこのままでいいんですかね」と相談したこともありますが、「今後お願いすることも増えると思う」という感じで、現状は比較的放置されています。
年収700万円なのに、給料分働けていない気がする
そして私が一番気になるのは、仕事量そのものより、お金とのバランスかもしれません。
現在の年収は約700万円です。でも自分では、700万円分の仕事をしているとはとても思えません。400万円分くらい、もしかするとそれ以下ではないかと感じています。別にサボって仕事を断っているわけではありません。頼まれたことはやりますし、自分からも仕事を探しています。それでも仕事そのものがない。
頭では「仕事を用意するところまで社員一人の責任ではない」と分かっています。それでも、「この給料をもらっているなら、もう少し働くべきだ」という罪悪感はあります。
極端なことを言えば、いっそ年収400万円に下げてもらった方が、正々堂々ゆったり働けるのではないかと思うくらいです。もちろん、本当に下げられたら「いや、いただけるなら700万円ください」と思いますが。笑
フルリモートだから、暇でも残りたい
今の仕事が暇でもそこまで苦痛ではない最大の理由は、リモートワークであることです。
もし毎日出社して、仕事がないのに8時間会社にいなければならず、周囲の目を気にしながら仕事をしているふりをしなければならないなら、私はたぶん耐えられません。
今は、頼まれた仕事をさっさと終わらせ、どうしても何もなければネットを見たり、家のことをしたり、自分のブログを書いたりすることもあります。少し罪悪感はありますが、8時間分の仕事が存在しないのに、8時間ずっとなにかしてるふりをするのと変わらないので。
私としては、仕事をしているふりをするくらいなら、普通に仕事をくださいというのが本音です。
仕事が暇すぎるなら転職するべき?
もし転職後に仕事が暇すぎる状態になったら、もう一度転職した方がいいのでしょうか?
これは、その人が今後どんな働き方をしたいかによると思います。
これからスキルを身につけたい、昇進したい、年収を上げたい、市場価値を高めたいという人、特に20代や30代前半であれば、ほとんど仕事のない環境に何年もいることにはリスクがあるでしょう。経験できる仕事が少なければ、次の転職で語れる実績も増えません。
一方、私はもうキャリアを積み上げることにそれほど興味がありません。以前なら「このままでは成長できない」と焦ったと思いますが、今は適度に働いてお給料をいただければいいと思っています。だから、仮にこの仕事量がこの先も続いたとしても私はたぶん辞めません。
暇だけど最高。これはかなり本音です。
ただ、もらっている給料分くらいは働きたい。その二つの気持ちが同時にあります。
💡そもそも私がなぜ管理職を降りる決断をしたのかは、こちらの記事に書いています↓
まとめ
今の忙しさは「1」。前職は「20」。理想はその間の「6〜7」くらいです。
8時間勤務なら、実働6時間くらいで残り2時間には少し余白がある。急な仕事が入っても対応できるし、資料を整理したり改善を考えたりする時間もある。それくらいがちょうどいい。
以前は忙しすぎました。今は暇すぎます。両方経験してみて、仕事は忙しいほどいいわけでも、暇なら暇なほどいいわけでもないというごく当たり前のことを体感しただけでした。
「仕事が暇すぎるなら転職した方がいい」とは一律には言えません。これからキャリアを築きたい人と仕事との距離を少し離したい人では、暇な環境の意味はまったく違います。
私はもう、無理に成長し続けなくてもいい。でも働くならそれなりに仕事はしたい。今の「1」では少なすぎる。前職の「20」には二度と戻りたくない。
私が欲しいのは、その間にある「6〜7くらいの仕事」です。
いやー、そういう仕事ってなぜかなかなか無いんですよね。出会いたいなぁ。笑







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