【40代転職】年収ダウンで管理職を辞めたら、仕事が楽しくなった5つの理由

【40代転職】年収ダウンで管理職を辞めたら、仕事が楽しくなった5つの理由 バリキャリ卒業(働き方・転職)

関東在住の40代前半子なし共働き夫婦、セミリタイア(サイドFIRE・バリスタFIRE)を目指している元バリキャリ会社員です。

私は約2か月前に転職しました。前職では管理職として働いていましたが、今回の転職で唯一譲れなかった条件があります。

「年収が下がってもいいから、管理職を降りて平社員になること」です。

転職した理由は、とてもシンプル。忙しすぎる毎日から抜け出し、将来的にはセミリタイアを目指したかったからです。

転職して1か月経った頃は、「責任が軽くなって気持ちがラクになった」という記事を書きました。

ところが、それからさらに1か月。私の中で、もっと大きな変化が起きました。

仕事が、思った以上に楽しくなってきてしまったんです。

なぜ私は仕事を楽しめるようになったのか。振り返ってみると、理由は5つありました。


理由1 経験者ばかりだから、人を育てるエネルギーを使わなくていい

前職では管理職として、新卒や未経験者の育成も担当していました。もちろん育成は大切な仕事です。でも正直、ものすごくエネルギーを使います。

仕事を教えるだけではありません。相手の性格を見ながら伝え方を変えたり、失敗をフォローしたり、モチベーションを保ったり。「自分の仕事」と「人を育てる仕事」を同時にこなしていました。

今の会社にも業界未経験の方はいます。ですが、

  • 他業界で営業経験がある
  • 技術職として別の強みを持っている

など、それぞれ社会人としての土台があります。ゼロから教える場面はほとんどありません。ベースが揃っているだけで、コミュニケーションの負荷は驚くほど小さくなりました。

さらに私は今管理職でもないので「教える責任」を背負わなくなったことも、仕事を純粋に楽しめている理由のひとつです。


理由2 ものごとの決定スピードが早い

転職前は、「静かに働こう」と決めていました。

もう目立つのはやめよう。必要以上に責任を増やすのもやめよう。そう思っていました。

ところが、実際に働き始めるとやっぱり無理でした。ちょっと、こうなるかもしれないなぁ…とは思っていたのですが思った以上に早かった。笑

仕事をしていると「この流れ、もっと簡単にできそう」「ここは仕組みを変えた方がラクなのでは?」みたいな感じで、いろんな事が気になって仕方ないのです。

これは管理職だった頃のクセなのかと思っていました。でも、会社に提案してみると、

「いいですね。やってみよう!」と、想像以上にスピーディーに話が進んでいきます。前職では会社の規模の違いもあってか、ものごとの決定には時間がかかることも少なくありませんでした。

一方、今は少人数の会社。意思決定が早く、提案がそのまま形になることもあります。このスピード感がとても面白い。とにかく何もかもが早い。

私自身も、じっくり検討するより「まずやってみよう」と考えるタイプです。だから、このスピード感がすごく心地よく感じるのです。


理由3 前職の失敗から、「抱え込まない働き方」を覚えた

ただ、改善提案には落とし穴があります。前職の私は「言い出した人が最後まで全部やる」という状態によくなっていました。

課題を見つける。

改善案を考える。

資料を作って調整する。

気付けば全部自分で抱えていました。だから今回は最初からルールを決めています。

  • 課題はみんなが見える場所で共有する
  • 判断は上司にお願いする
  • プロジェクト化するかどうかも会社に任せる

私は意見は出します。でも、一人で全部抱え込むことはしません。前職で苦しんだからこそ覚えた立ち回りです。

そのおかげで「改善活動は楽しい。でも疲れない。」

そんなバランスで働くことができています。

理由4 転職して、自分の強みが「業務改善」だったと気づいた

先ほども書いたとおり、転職して自分自身が「改善」が好きだったことに気づきました。

私は営業チームのメンバーとして入社しました。管理部でも経営企画でもありません。でも仕事をしていると、

「ここはもっとこうした方がいい」「この手順なら時間を短縮できそう」そんなことばかり考えています。

今の会社では、その意見を歓迎してもらえることが多くあります。実際、入社してまだ2か月ですが、社内の業務改善プロジェクトにも関わるようになりました。

業務フローを整理したり、仕組みを考えたり、見えないものを見える形にしていく。気付けば時間を忘れて夢中になっています。

そこで初めて、私は営業という仕事そのものよりも「ものごとがもっとよくなる提案をすること」「人が働きやすい仕組みを作ること」が好きだったんだ、と気づきました。

前職では毎日の業務に追われ、質よりも量をこなすことに陥りがちでした。環境が変わったことで、初めて自分自身の新しい一面を知ることができた気がします。

理由5 そもそも「仕事」そのものを嫌いではなかったと分かった

管理職を辞めて、一番大きく変わったのは責任の重さです。

もちろん、与えられた仕事には責任を持ちます。

でも、

  • 売上数字を常に追い続けること
  • 部下全員の成長を背負うこと
  • チーム全体の成果を自分の責任として抱えること

そういった重圧はなくなりました。

以前は夜中に目が覚めると、仕事のことばかり考えていました。

「あの案件、大丈夫かな。」

「部下は困っていないかな。」

そんなことを考え始めると、眠れなくなる日もありました。「出世したくない」という若者の気持ちもよくわかります。

でも!今は違います。

仕事が終われば、仕事は終わり。夜はぐっすり眠れますし、休日も頭の中が仕事でいっぱいになることはありません。

私は仕事そのものが嫌だったわけではありません。

私が嫌だったのは、責任を背負いすぎる働き方であり、毎日出社して長時間会議をする働き方であり、改善したくても身動きが取れない、膨大に仕事量がある環境だったんだな、と。

心に余白ができると、新しいことにも前向きになれる。改善を考えることも、人と話すことも、以前よりずっと楽しく感じられるようになりました。

まとめ 嫌だったのは「仕事」ではなく、「自分に合わない働き方」だった

転職前の私は、仕事をはやく辞めたい…さっさとリタイアしてしまいたいという事ばかり考えていました。

でも私は、責任を抱え込み、常に時間に追われ、改善したくても改善する余裕がないという、そんな働き方が合っていなかっただけなんです。環境が変わるだけで、同じ「働く」ということでも感じ方はここまで変わる。

もちろん、この先会社が成長すれば仕事量も増えるでしょうし、近い未来に「やっぱり忙しくなってきたな」と感じる日が来るかもしれません。

それでも、前職と決定的に違うことは、私はもう「全部自分で抱え込まない働き方」を理解していることです。

そして、自分が本当に楽しめる仕事は「管理すること」ではなく「仕組みを良くすること」だと気付くこともできました。

転職してまだ2か月、これから考えが変わることもあると思います。でも今は、この選択をして本当に良かったと感じています。

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