💡この記事はこんな方におすすめです
・子なし夫婦は本当に幸せなのか気になっている方
・子なし夫婦のリアルな暮らしを知りたい方
・子どもを持たない人生に不安や迷いがある方
当事者夫婦の本音を読んでみたい方へ、私の今の思いを書き綴っています。
「子なし夫婦は気楽でいいよね」 「老後が悲惨だよ」「将来、絶対に後悔する」
インターネットやSNSを開くと、子なし夫婦に対してさまざまな意見が飛び交っています。
前回の記事では「子なし夫婦は悲惨と言われること」について私の考えを書きました。
今回は逆の視点。「子なし夫婦は本当に幸せなのか?」というテーマで、当事者としての思いを素直に書いてみようと思います。
私たちは40代前半の夫婦で、結婚して10年目。関東の田舎にある一戸建てで、ペットのチンチラ1匹と暮らしています。
結論からお伝えすると、私は今、「毎日超幸せ!生きていてよかった!」と心から思って暮らしています。もちろん、嫌なことも疲れる日もありますが、一日を振り返ると「今日も幸せだったな~」と思える毎日です。
でも、それは「子なしだから幸せ」という単純な話ではありません。今回は我が家の日常と、そう思えるようになった理由をお話ししていきます。
子なしの我が家の日常と、夫婦の距離感
平日の流れ:フルリモート勤務を活かした夕方のひととき
私たちは夫婦ともにフルタイムで働いていますが、お互い転職をして仕事のウェイトを下げました。
私はフルリモート勤務で、18時過ぎには仕事が終わります。そこから夫が帰ってくるまでの1時間で、夕食の支度をするのが毎日のルーティン。最近のように暑い時期は、駅まで車で夫を迎えに行くことも多くなりました。
夫が帰宅してからは、ふたりでご飯を食べて、テレビを見たり、ペットのチンチラを可愛がったり、「次の畑、何植えようか?」と話したりしながらお酒を飲んだり、穏やかな夜を過ごしています。
働き方が変わって、家の中の空気も変わった
私が前職で管理職をやっていた頃は本当に会食が多く、遅くなる日もよくありました。夫に申し訳ないなと思いながらご飯を作り置きしたり、時には「適当に買って食べてね」と頼んだりしていたものです。
それでも昔から、私たちは基本的にお互いの働き方や過ごし方を尊重し合っていて、相手のスタイルに口出しすることはほとんどありませんでした。
今は二人ともゆったりしたペースで働いているので、家で仕事の話(特に愚痴)をすることはほとんどなくなりました。前職の頃は、私が一方的にずっと愚痴を喋り続けてしまうこともあって、正直あまり良くない雰囲気だったなと反省しています。お互いに心と時間にゆとりができたことで、今の穏やかな毎日が作られていると感じます。
部屋は余っているけれど、個室はない
我が家は田舎の一戸建てなので、正直部屋は余っています。ですが、私たちには「それぞれの個室」がありません。欲しいと思ったこともなく、寝る時も一緒の寝室です。
大半の時間は、二人ともリビングで過ごしています。 同じ空間にいながら全く会話しない時間も結構ありますが、お互い好きなことをしていて、その「静かな空気感」がとても快適です。
休日の過ごし方と、自然な家事分担
休日も、やっぱりリビングが定位置です。
- 私: ブログを書く、ネットで調べ物をする。最近はAIと、投資や人生について壁打ち
- 夫: 私の横で、丁寧にリビングに布団を敷いて2時間ほど本格的な昼寝。笑
夫が起きたらふたりで畑に行って1~2時間野菜の世話をして、帰りにスーパーでお惣菜を買ったり、たまに外食したりして楽しみます。
家事は得意分野で分担しています。
- 私: 料理全般、キッチンの掃除、お風呂掃除、ゴミまとめ
- 夫: 洗濯、掃除機かけ、トイレ掃除、布団干し、ゴミ捨て
ちょっと手伝ってもらった時は、自然と「ありがとう」と言い合える関係です。
なぜ今、こんなに幸せだと思えるのか?
「毎日幸せ」と言える背景には、私の過去の体験が大きく関係しています。
私は20代から30代にかけて大きな病気を二度経験しました。そのため、「今日も何事もなく無事に生きていること」は決して当たり前ではないという強い思いを持っています。
だからこそ、平和で穏やかな毎日を過ごせているだけで、心の底からありがたい。 そして、そんな何もない日常の中に、隣に夫がいてくれる。 もうそれだけで十分すぎるほど幸せ。
特別なお出かけやイベントがなくても、「今日も普通に終わった一日」こそが、私にとっての最高の幸せだと思っています。
最初から吹っ切れていたわけではありません
もちろん、最初からこんな風に思えていたわけではありません。
がんの治療によって、ある日突然「子どもを持てないこと」が強制的に決まりました。何の準備もできていなかったため、当時の感情としてはやっぱり複雑なものがありました。
※病気から立ち直るまでの過程は、以下の記事で詳細に記載しています。
街で小さなお子さん連れのご家族を見かけると 「もし夫との子どもが生まれていたら、どんな感じだったのかな……」 と胸が苦しくなる時期もありましたが、時間の経過とともに気持ちは変化しました。今では「本当、たまたまこういう人生になっちゃったよね」と思うくらいです。
子どもがいたらいたで、別の幸せや子育ての感動があったはずです。でも、今の私にはこの穏やかなふたり暮らしが一番しっくりきています。
今もし子どもをもつ選択肢があったとして、絶対に子どもを育てたい!と思うかというと、あんまりそうでもないというか…もはや子育てすることが想像できない感じです。あまりにも、ふたりで過ごすことが当たり前になっているので。
「子なしだから幸せ」ではなく、「幸せになる努力」をしてきた結果
私は「子なしだから幸せ」と思っているわけではありません。 「今幸せだから、子なしで良かった」ということでもありません。
これはあくまで結果論です。
たまたま病気で子どもを持てない人生になった。その現実は変えられなかった。 だからこそ、「じゃあ、この人生でどうやって幸せになろうか?」と考えて、夫婦で幸せになるための選択をしてきた。その結果が「今、幸せ」というだけなのです。
子どもがいる人も、子どもを望んだけど授からなかった人も、置かれた環境に縛られる必要はありません。 「どうしたら自分が幸せになれるか?」ということだけに焦点を当てて生きていけばいいのだと思います。
まとめ:誰かの代表ではなく、「私たち夫婦」の答え
「子なし夫婦は幸せですか?」と聞かれても、私は誰かの人生を代表して答えることはできません。
でも、「私たち夫婦は、毎日とても幸せです」と自信を持って言えます。
朝起きてから夜寝るまで、「今日もありがとう、幸せだったなー」と思いながら一日を終える。そんな毎日を過ごせています。毎日が特別だから幸せなのではありません。 何もない普通の一日を「今日も幸せだった」と思えるようになった心の成長があったのだと思います。
私たちは、今後もっと夫婦で過ごす時間を増やしたいと思っています。そのために、仕事を少しずつ減らせるよう資産形成を続け、3年後のセミリタイアを目指しています。
「世間にはこんな風に過ごしている夫婦もいるんだな」と、この記事があなたの心を少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。
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